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​安中市子ども食堂連絡協議会 設立記念大会

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子ども食堂フェスタ in  安中

​2019年8月18日(日)

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暑い最中でありましたが、沢山の皆様のご来場を賜り、大盛況のうちにコンサート・設立記念大会のすべてのプログラムを終えることが叶いました。

スタッフ一同 改めて心より感謝申し上げます。

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安中市子ども食堂連絡協議会

ジジババ子ども食堂

 宇佐見義尚代表のスピーチ

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第一部 倉原佳子トーク&コンサート

    「オーソレミオ」

はい、ありがとうございます。
 
「ジジババ子ども食堂」という、ネーミングが非常に面白い。そういうことで、注目を一時浴びたんですけれども、スタートはジジババによる子ども食堂のつもりだったんです、ところが子どもよりも、ジジババの方が多くなりまして、「ジジとババと子ども」の「子ども食堂」ということに今なっております。
 
2016年にひだまりマルシェ松井田のそこで、子ども食堂安中で最初に「子どもワクワク食堂」さんがスタートしたことを申し上げましたけども、見学に行きましてね、そして、私も退職と同時に2017年に一年遅れでスタートして、今年が2年、まもなくなろうとしています。
 
それで、子どもだけじゃなくて高齢者の方も(私自身がもう高齢者になっておりますので)そこで所謂、会食のよろこびといいますか楽しさといいますか、独りで食事するのではなくて、いろんな人たちと話をしながら、美味しい季節のものを食べる。一緒に食べる。一緒に話をする。そんな場を今、作っております。月に子ども食堂は一度なんですけど、その前の日に「大人食堂」っていうのをはじめまして、そこは、あの講演附きで、千円のランチでそこで売り上げた金額は全部「子ども食堂」翌日の寄付をするという形をとらせて戴いて、それが、漸く定着しております。
 
せっかく集まるのだから、何か、お話しを聴きたいということがありましたので、それぞれの一所懸命、勉強なさっている方を御呼びして、講演を聴いて、季節の食事を摂って、翌日は、子どもたちの為の子ども食堂の資金にする。
 
そういう形を今ほぼ完成しつつあります。私はこの間、FM前橋のトークショーみたいなのがありまして、そこで、「何で、子ども食堂、はじめたんですか?」と聴かれましてね、私はそれまでは、前職の時に社会教育委員をしていたものですから、社会教育としての子ども食堂っていうのを考えていたのですけれども、その時に、FM前橋の時に、初めて「高齢者の責任感です。」ということを、ちょっと申し上げてみたんです。そしたら、ある程度、ドッとまではいかないんですけども、みなさん納得するような受け方をされました。高齢者が責任感を持ちますとね、背中が曲がらないでね、真っすぐ、シャンとして子どもたちの為に高齢者ができる一つの責任感としての子ども食堂ってあるんじゃないかっていう風に感じております。
 
子ども食堂って言いますと、子どもだけじゃなくて、私たち高齢者にとっても、非常に大きな力を貰えるような感じがして、まるで、言葉を替えれば子ども食堂って「まほうの食堂」かもしれないと、最近、感じております。
 
いずれにせよ、安中市で3つの子ども食堂が協力しあってお互いに食材を提供したり、ボランティアを交換したりして、協力して盛り立てて行こうということがはじまって、「安中市子ども食堂連絡協議会」というのが、子ども食堂の運営団体でつくってるんですけれどもそこには市は入っておりません。そこで、実は安中市は総力を挙げて各部署で 福祉やら教育委員会やら全部殆ど網羅してですね、安中市の総力を挙げて「子ども食堂連絡会議」というのを立ち上げたのです。連絡会議と、これは庁舎の中にある。それから民間の私たちの「連絡協議会」紛らわしいんですけれども、この二つが両輪になって安中市の子育てを盛り立てて行こうというそういう形をとっています。
 
で、本来今日は県の方がいらっしゃいますが、その横に安中市の子ども課の大谷課長が今、いらしているのですが、実は先ほどお名前をね間違えて呼んだのを、ちゃんと指摘してくださったサポーターがあそこに控えているんですけれど、まあ、安中市の当時者ですので、ここへ本来お座りいただきたかったのですけれども いや、あそこの影の方でサポートということで支援してくださってます。ていうことです。ありがとうございました。なんかとりとめもないお話になりましたが。    (文責:渡邉友子)

 

この度は素晴らしい祭典にお招きいただき
誠にありがとうございました。
 皆さまの尊いご活動の益々のご発展を

お祈りいたしております。 

                                                          倉原佳子

             

 

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子ども食堂 安中で連携 

​   連絡協設立でフェスタ開催 

      8月28日 東京新聞 

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安中市子ども食堂連絡協議会の設立を記念して「子ども食堂フェスタin安中」が、市松井田文化会館で開かれた。

 

同協議会は今年二月、市内の三つの子ども食堂が参加して設立された。子ども食堂の輪を広げるため活動するほか、子どもの食育や居場所づくりを通じ、高齢者や障害者を含む地域住民の交流拠点を目指す。市側も教育委員会、社会福祉協議会とともに部課を横断した「子ども食堂連絡会議」を開き、バックアップする。

 

フェスタでは、子ども食堂を舞台にさまざまな事情を抱えた子どもたちの交流を描いた映画「こどもしょくどう」が上映された。県内十二の子ども食堂による缶バッジ作りなどのワークショップも開かれた。

 

「安中市の子ども食堂と未来」がテーマのトークショーでは、市内三団体が設立の経緯と現状を紹介。子どもワクワク食堂の今村井子実行委員長が「子どもの居場所づくりに向け『子どもプチシェルター』をつくっている」と説明。同協議会とジジババ子ども食堂の宇佐見義尚代表が「協議会と連絡会議が両輪となり、活動をもり立てていこうとしている」と協力を求めた。 

​                 (樋口聡) 

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パンフレット

子ども食堂フェスタin安中 2019 動画

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子ども食堂フェスタ in 安中  ギャラリー 📷

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子ども食堂フェスタを終えて」

​ 子どもワクワク食堂代表 今村井子 

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みなさまのおかげで、たくさんの方々にお越しいただき、盛大に終えることができました。
仕事でもなく、一ボランティアにすぎない私たちのイベントで、どれくらいの方々が来てくださるか、

全くの未知数で、正直なところとても不安でした。でも、みなさん一人ひとりがお力をかしてくださいました。
 

大ホールのステージ、出店ブースを合わせると300~400人の皆様がお越しくださり、フェスタを盛り上げてくださいました。あまりの忙しさに、私自身は全く写真が撮れずてんてこ舞いに終わりましたが(笑)
楽しかった‼と言ってくれた子どもたちや学生さん。映画に涙をこらえられなかったと感想を語ってくれた大人たち安中市子ども食堂連絡協議会設立大会として、大事な第一歩を刻んだ気がしています。

 

また、県議さん、市議さんの多くが県内全域から来てくださいました。市政に生かしたい‼と

話してくださった方もいました。多くの方々の協力があり実施できたことに、心より感謝申し上げます。
 

最後になりましたが、県内全域から駆けつけてくださった12の子ども食堂さんや居場所づくりの団体さんそして

子ども食堂フェスタを応援してくださった個人や企業のみなさまちんどん屋さんやダンスで盛り上げてくださった

踊らん会さんやblossomさん
 

そして素晴らしい歌声を披露してくださった倉原さん、当日の学生ボランティアを担ってくれた松井田高校さん、

安中総合学園高校さん、バックヤードで力をかしてくださった県のみなさん、安中市長さんはじめ安中市職員の

みなさん、社協のみなさん、当日ボランティアのみなさんそして子ども食堂実行委員さん
ありがとうございました‼お疲れ様でした‼

庭の恵み 金沢朋子

​       2019年8月19日 

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18日の日曜日、松井田町文化センターで、「子ども食堂フェスタ」があった。「子ども食堂フェスタ」とは、

子ども食堂のお祭り、市内に3カ所ある子ども食堂が協力して行う群馬発のお祭りだ。多分、日本初でもある。
 

安中に住んで35年、こんな斬新なイベントが安中から起こるなんてまるで夢のようだ。安中に住んで、初めて

「誇らしい」と思えることに出合った。近所のいつものメンバーを誘ったが「ゴメン暑くて」「生きているのが精一杯で無理」「家族が入院しているのでパス」と70代にはこの猛暑でのお出かけは困難と判断。
そこで、夫と二人で出かけた。

 

会場に着いたら、凄い賑わい。おそろいの上品な水色のTシャツで、大勢のボランティアスタッフが、駐車場係で、各種ブースで、生き生きと働いていた。凄いな、既にこれだけの人的ネットワークが築かれていたのだ。
市民の善意が既に、ひとつの流れになっていたのだ。

 

第1部の倉原佳子コンサート
子ども食堂とオペラ 何故なんだ?と思いつつ何故かとてもマッチしていた。母性愛を秘めた透明感のある力強いソプラノに会場が包まれ、
これからの子ども食堂の運動にエールを送ってもらったようだった。
 

第3部の映画「こどもしょくどう」
映画を元気21で観た時、正直 私は苦しかった。平成の30年の間これほどの貧困 格差社会を容認してきた私達大人の責任がジリジリと問われているのだ。子どもの責任ではないのに、子ども社会が残酷に分断されている。

戦争が起こっている訳ではないのに、食べるものがない、帰る場所がない。いじめるか、いじめられるか、傍観者として関わらないでいるかしかない学校。この映画に救いはあるのだろうか?
 

しかし、今回、この映画を二度見て、主人公の眼差しの美しい少年の心の変化を丹念に追うことができた。
家族の愛情に包まれ、おいしいごはんのある「人間らしい暮らしがしたい」という子ども達の素直な願いが、

この歪んだ社会を必ず変えてゆくであろう。
 

あの美しい少年の眼差しは、駐車場係で汗を流していた青年の眼差しであり、不登校を経験し一回り大きく成長した青年の眼差しであり、あの日、ドキドキしながら、群馬発のこのイベントに取り組んだスタッフ全員の眼差しであったからだ。

子ども食堂フェスタ in 安中2019.8.18

   効果と課題・当日アンケート集計結果
     
安中市子ども食堂連絡協議会

 

1効果と課題

 

事業の結果及び効果 

事業の結果として、参加者が県内外から350~400人(大会関係者を含む)の参加者を得たこと(当日パンフレット
400部がすべて配布された)によって、事業の目的の一つ(子ども食堂の告知)がほぼ達成された。また、
県内の子ども食堂運営9団体と県内外の協賛16団体の活動紹介を兼ねたブース・展示によって、県内の幅広い子ども食堂を紹介することが出来た。また、県会議員・市会議員22名を招待し、多数の行政関係者の参加を得て、

子ども食堂に関する幅広い視点からの知見を獲得することが出来た。
事業の終了後に、2人の子ども食堂立ち上げ希望者があった。新たな食材提供者、運営資金の寄付者、

ボランティア者の申し出があった。当日のアンケート集計結果を参照。


今後の課題

 

今後の課題として、以下の4点に活動の焦点を当て、持続的に子ども食堂の一層の発展を期待したい。
① 安中市小学校区に一か所以上の子ども食堂を設置するための支援。
② 安定した持続的な子ども食堂の運営を可能にするための多岐にわたる支援体制を整える。
③ 子ども食堂活動に必要な食材・運営資金の提供者の確保、ボランティア人材の確保を確実なものにする。
④ 「子ども食堂フェスタ in 安中」を今後定例的に毎年開催して子ども食堂への理解を幅広く市民に深めていく。


2 当日アンケート集計結果

 

子ども食堂フェスタin 安中

(2019年8月18日松井田文化会館、参加者 350~400人、アンケート数64枚、アンケート無記名3択回答方式)

 

1.この度のイベントは何で知りましたか。

  子ども食堂に参加して知った 19.1%  口コミ・紹介 17.6% 町内会の回覧や展示 16.2%
     その他 16.2% 市の広報 13.2% 学校・幼稚園・保育園等でのチラシ配布 7.4% SNS 7.4% 

  フェスタのポスター 3%

2.出店ブースやエントランスイベントについて

  良かった 82% ふつう 14% いまいち4%

3.コンサート倉原佳子「子ども達へ」

  良かった 89.1% ふつう  10.2% いまいち  0%

4.トーク「安中市の子ども食堂の未来」

  良かった 69.0% ふつう 29.3% いまいち 1.7%

5.映画「こどもしょくどう」の上映

  良かった 90.7% ふつう 7.4% いまいち 1.9%

6.子ども食堂について、知ることができましたか。

  良くできた 60.3% ふつう 37.9% いまいち 1.7%


自由記述(一部)

・初めての試みということで大変だったかと思いますが、出展ブースの工夫と、
 もっと子ども食堂のことを知ってもらうためにトークの場面をとって、質疑応答の時間も欲しかった。
・子ども食堂に野菜を寄付させていただいておりますが、今回初めて和が家(介護施設)の代表の方の

 思いを知り、共感しました。確かにお年寄りにとって、子どもは大事です。他界した私の祖母が入院中、

 1~2歳頃の娘を連れてお見舞いに行ったところ、寝ていた隣の方が起き上がり、ニコニコしていました。
・この活動が広がっているという事実を知ることができて、来た甲斐がありました。応援しています。
・子どもの問題は、大人の責任ですね。
・子ども食堂が子どもから高齢者まで幅広い人々をつなぐ拠点として地域に広がってゆくことを願っています。

 これからもご活躍を期待しています。素敵な機会をありがとうございました。
・映画はとても良かった。奥が深かった。
・親の愛に飢えた子、いじめられている子どもたち、ただただ悲しくて涙があふれました。

 半面、愛に満ちた人がいたことに感動しました。
・倉原佳子さんのトーク&コンサートが素晴らしかったです。体験を通しての歌とお話が心に響きました。

 何といっても映画は圧巻でした。
 共に生きることの尊さ、その実現の難しさ、しかしそこに立ち向かって動いている波を感じました。

 今後何かの形で子ども食堂に関わっていけたらと思います。
・行政の支援の在り方はどうあるべきか、高崎市議として、考えさせられました。
・あまりにも暑い日だったので、もう少し時期をずらせばもっと多くの人が来たのでは?でも、

 安中市の中で一番尊ばれるイベントだと思うので嬉しく感じました。
・現在、一人で子ども食堂開設の準備をしています。年内には実現できるようにしていきたいです。
・初めての企画、本当に大変だったと思います。お疲れ様でした。午後にい集中した活動でしたので、

 もう少し早めでもよかったのではないかと思いました。
・倉原さんが唄われた「翼をください」のメロディーが流れたとき、みんなで歌うなら歌詞をスクリーンに

 映してもよかったのではと思った。
・知らないことに気付いた。子ども食堂は必要ですね。
・中高生のボランティアが頑張っていた。居場所になっていますね。
・企画内容が大変良かったです。これから他の地域でも子ども食堂が出来ればいいですね。
・会館の音響が良くないのか、せっかくのきれいな歌声なのに伴奏がうるさく感じました。

 市、県の子ども食堂への予算を大幅に増やしてほしいです。託児所が開設されていたので大変助かりました。
・コンサートに関して、マイクを通さず、生の声で歌っていただだいた方がよかったでのはないか。

 来賓の紹介は、名前を言うだけでいいと思う。挨拶や一言は不要。託児所が有難かった。
・みんな自分の仕事をしながら子ども食堂を盛り上げ続けられるよう頑張ってください。
・沼田市内の子ども食堂(NPO法人 結の家)から来ました。楽しかったです。
・コンサート、トーク、映画などの時間配分がよくわからなかった。

 それぞれの始まる時間を詳しく記してほしい。来賓の方々の名前を一人々呼ばなくてもいいのでは。
・トークをもっと聞きたかったです。
・社会問題を考えるよい機会でした。
・倉原さんの素敵な歌声を聞けて良かったです。ブースもどこも楽しそうでしたね。出店前だったので、

 他のところを見て回れず残念でした。一緒に来たうちの子はあちこち回ってとても楽しんでました。

 連絡協議会の発足やシェルターの計画等、すごい意欲で沢山刺激を戴きました。

 フェスタ成功おめでとうございました。

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