新型コロナウイルスをどう乗り切る?
2020年5月21日(木)放送
ほっと
ぐんま
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安中市にある子ども食堂です。週末を中心に地域の子どもたちに食事の提供を行ってきました。運営する宇佐見義尚さんは、
安中市子ども食堂協議会の代表を務めています。国の緊急事態宣言を受けて、食事会の開催は中止を余儀なくされ、
活動の在り方を模索しています。
「大変な状況で初めての経験ですしね、相当悩みましたね。で、お母さんたちがどういう事を望んいるのかということをやはりそうとう調べたといっては、おかしいのですがお聴きして何が必要かということを、それに根差した活動をしようと心がけました。その結果が、お弁当を手渡しで配る、あるいはドライブスルーでお弁当を渡すという形をとりましたね。」
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仕事や家事に追われる親の感謝の言葉や、子どもたちの喜ぶ様子が励みになりました。更に今回の事態があったからこそ生まれた取り組みがあります。食材を必要とする人に配る活動です。
「コロナの事があって、ある農家の方から連絡がすぐ入って、こういう風な規格外の野菜がたくさんあるけれども、子ども食堂で使ってくれないか?と。子ども食堂、普段、利用している人たちに連絡をしたら 本当にありがたいと
是非、そうしてくださいと声が非常に強かったですよ。」
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提供された野菜などを仕分けし、希望者に配りました。
宇佐見さんは今後食材の配布をよりきめこまかく行える仕組みを作ろうとしています。
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提供してもらった食材を、まず、
拠点となる施設に集め、
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洗浄・仕分けをします。
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それを市内の子ども食堂を通じて
必要な人に配布するシステムです。
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「いわゆる、もったいないものを活用するんだという考え方で、『もったいないステーション』(仮称)のような名前を
つけて、安中市 人口6万弱ですけれども、そのそこへ網の目のように子ども食堂ができればそこを枝にして近辺の人たちがすぐ使えるように、使い勝手の良い いわゆる、フードバンクのようなネットワークを作りたいと思っています。
この転換期をね、良い方へどうしても持って行かなくてはならない。
これで委縮するのではなくてますます住みやすい良いまちづくと言いますかね、子ども食堂は単なる子どもたちの居場所にとどまらず、地域の地域づくりの拠点に成り得る可能性を持っていると、そういうことを感じます。」
安中市では来月 新たに2軒の子ども食堂がスタート
することになっていて、状況をみながら、食事の提供や食材の配布をする予定だということです。
早く新型コロナウイルスが収束してですね、
こういう施設が再び賑わう日が早く来てほしい。
そう思いますね。
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2020/05/21
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