安中市の環境政策課が主宰する「あんなか市民の環(わ)懇談会」の会合で、子ども食堂の竹林整備のはなしをしたところ、関心を持ってくださった職員の方に、会合が終わった後でぜひ現場を見せてほしいとよびとめられました。ついては、安中市内の竹藪問題を直接担当している農林課の職員を同行してもよろしいかとの話しになり、もちろん大歓迎ですとお答えして、さっそくに3者(子ども食堂有志、環境政策課、農林課)で日程調整をしたところ3日後の25日の9時半に竹林の現場近くで待ち合わせして、我々の竹林整備の様子をご案内することとなりました。
25日の当日には、昨年から竹林整備を一緒に始めた吉永さん(竹林整備の自称セミプロ)と竹林地主の新井さん、それと最近熱心に竹林整備作業に参加してくれている小島さん(こどもしょくどう世界どこでもカリル代表)をお誘いして、一緒にご案内することにしました。
子ども食堂代表者有志が、なぜ竹林整備を始めたのかは、次の通りです。竹林地主の新井さんとは、3年前から子ども食堂にナスやネギをご寄付くださっていて親しくなり、竹藪の整備に困っているとの相談を受けたことがきっかけでした。
子ども食堂の活動の一環として、竹林を整備して、①美しい竹林を子ども達に見せる。②食材として竹の子を収穫する。③間伐した竹で竹炭を作り子ども農園の土壌改良に活用する。④竹林整備を安中市の地域興しの切り札にして、その整備方法のモデルとなる。
今回の竹林には、4人の地主さんがそれぞれの面積を保有されているが、我々の整備作業を好意的に受け止めて下さっていることが分かり、最長5年計画で地域の竹林整備の模範となるような事業にしたいと、市役所の方々に説明することができました。
当日は、モキ製作所の無煙竹炭装置(直径50センチ)を使い、コンテナ一つ分の枯れ竹を実際に30分で竹炭に作るデモンストレーションをやりました。
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